株式会社ネクストステージでは、高級腕時計修理を中心に、個人のお客様向けのサービスも展開しています。熟練時計師による卓越した技術で、クォーツ時計から機械式の複雑時計まで、幅広いブランドやモデルの修理・オーバーホール(分解掃除)を丁寧に行っております。
お客様の大切な腕時計を長くご愛用いただくために、「壊れてから直す」ではなく、「不具合が出る前の予防ケア」が何よりも大切です。

オーバーホール(分解掃除)は4~5年に一度が理想

車検と同じように、腕時計にも定期的な点検が必要です。特に内部機構の分解掃除は、4~5年に一度の頻度で行うのが理想的です。劣化した油の除去や新しい潤滑剤の注油、パーツの点検・調整など、極めて繊細な作業を伴うため、熟練した時計師による対応が欠かせません。

汗の季節こそ「ケース周りのケア」を

見落とされがちなメンテナンスの一つが、時計のケース周りの点検とお手入れです。特に汗をかきやすい夏の前(6月頃)や、汗によるダメージを受けた後の秋(10月頃)には、裏蓋やリューズ、プッシュボタン周辺のグリスアップ(防水性強化)を行うことで、防水性能や見た目の美しさを保つことができます。この工程では、ケースを超音波洗浄でクリーニングし、パッキンを保湿・保護。さらに必要に応じて新しいパッキンに交換することで、時計の寿命を大きく伸ばすことが可能です。

バンドのお手入れも、見た目と快適さを守るポイント

皮バンドタイプ

腕時計のバンドは、指1本分の余裕がある程度に装着するのが理想です。汗をかきやすい季節にはこまめに表面の汚れを拭き取り、清潔に保ちましょう。交換の際は、バネ棒(スプリングバー)も併せて交換することで、装着時の安定性や安全性が高まります。

ブレスレットタイプ

こちらも適度な緩さを保ち、定期的にブラシで汚れを落とす習慣をつけましょう。特に長く使用していると、細かいすき間に汗や皮脂がたまり、かぶれや衣類のシミの原因となることもあるため、専門店での超音波洗浄もおすすめです。洗浄時には、時計本体とバンド接合部の汚れもきれいに取り除きます。

保管と環境も重要

時計は高温多湿を嫌います。長期間使用しない場合は、湿気の少ない場所で、専用ケースなどに入れて保管するのが望ましいです。

ネクストステージでは、無料で修理見積をお受けしております。
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